各法人の形態と特徴とNPO法人との違い
一般社団法人・財団法人の設立には所轄庁の認証は必要がありません。最初は一般社団法人として活動して、後に公益認定を受けて公益社団法人として登記も可能です。
NPO法人は、書類提出後2ヶ月の縦覧期間があり、その後2ヶ月以内に書類審査が行われ、約4ヶ月~6ヶ月の時間を要します。
一般社団法人の場合は、公証役場で定款認証を受けて、法務局に設立登記申請するだけで設立ができるため、NPO法人と比べると時間もかかりません。
また、一般社団法人設立は2人以上の社員が必要となります。
一般社団法人 | 一般財団法人 | NPO法人 | |
所轄庁の認証 | 不要 | 不要 | 必要 |
資本金・拠出金 | 不要 | 300万円以上 | 不要 |
設立期間 | 14日前後 | 14日前後 | 4ヶ月~6ヶ月 |
社員・設立者 | 社員2名以上 理事1名以上 | 設立者1名以上 評議員3名以上 理事3人以上 監事1人以上 | 正会員10人 理事3人 社員1人以上 |
税制優遇 | 公益性のある事業 の場合には法人税等の 軽減措置が適用 | 公益性のある事業 の場合には法人税等の 軽減措置が適用 | 原則非課税。 収益事業について 課税。 |
報告義務 | 不要 | 不要 | 毎年報告 |
下記のような場合には行政書士をご利用ください。
- 書類作成や手続きに不安がある。
- 書類は作成できても、全体の流れがわからない。
- 何かあったとき、すぐに専門家と連絡が取れるようにしておきたい。
- 書類作成や手続きの仕方がわからない。
- 手間や時間をかけたくない。